最近「美魔女」と呼ばれる実年齢よりも見た目年齢が若く見える女性が増えたように感じます。必ず年を重ねる上でこういう方々の存在はとっても勇気をもらいますよね。自分もあんな風になりたいという方も多いのではないでしょうか?今回は美魔女と言われる方々が実年齢よりも若く見える理由を探っていきたいと思います。
年齢よりも若くみえる理由
実際の年齢よりも若く見える人を見比べていくと一つの共通点があります。
それはたるみがないことです!
本来はあるはずのたるみがないだけで、見た目はかなり変わるようです。同じように年を重ねているのに何故たるんでこないのでしょうか?まずはたるみの原因について調べてみました。
たるみの原因
たるみの原因は大きく分けて2つあります。一つはお肌のハリに必要なコラーゲンやエラスチンの減少です。もう一つはSMASという筋膜の衰えです。
では、たるみの原因の一つに関係がある、コラーゲンやエラスチンは何故減少してしまうのでしょうか??
減少する理由は、活性酸素にあります。人は酸素を吸って生きていますが、吸っている空気の内約2パーセントは活性酸素となって身体に悪さをしてしまうこともあるのです。
その主な原因が紫外線です。お肌は紫外線を浴びると肌を守るために「活性酸素」を出します。これはお肌を守るために、紫外線と戦ってくれるものなのですが、紫外線をたくさん浴びてしまうとこの活性酸素もたくさん作られてしまい、紫外線だけでなくお肌の中に必要なコラーゲンやエラスチンにまで攻撃してしまう分解酵素が多く生成されてしまうのです。これによってお肌のハリを維持するのに必要なコラーゲンやエラスチンが減少してしまい、たるんでしまうのです。
コラーゲンやエラスチンの減少は日々のスキンケアで改善することができます。というのもコラーゲンやエラスチンを作る線維芽細胞はもともと細胞分裂する周期が速い細胞なので、適切なスキンケアをしていればターンオーバーが正常化し適正な量のコラーゲンやエラスチンを作り出せるようになるのです。
SMAS筋膜の衰えってどういうことなの??
たるみのもう一つの原因、それがSMAS筋膜の衰えです。
表皮、真皮、皮下組織の3層を支えている土台となるのがこのSMAS筋膜なのです。表情筋と皮下組織の間にある薄い膜なのですが、コラーゲンで作られています。そのため真皮の中に沢山のコラーゲンやエラスチンが出来たとしてもこのSMAS筋膜が衰えていると土台自体がたるんでいるため、「たるみ」として見えてしまいます。
SMAS筋膜は鍛えられるの?
筋膜、というと鍛えることができそうな気がしますね。
実は、「べろ回し体操」など、効果のあると言われている体操ももちろんあります。ただ、トレーニングなのでこつこつと続けていくことが重要です。
従来のたるみ治療について?
今までは、美容整形外科でシワやたるみを改善してほしいとお願いした場合には、皮膚を切り突っ張らせた状態で縫い付ける方法か、特殊な糸を使用してSMAS筋膜にひっかけて引っ張る方法が主流でした。
前者についてはメスを入れる本格的な手術なので、失敗の不安はもとより、施術に掛かる費用、ダウンタイムなどのたくさんの不安がでてきます。経済的にも精神的にも覚悟が必要な施術というのが今までの印象かと思います。
最新のたるみケアとは?
ところが最近、話題の新しい技術が生まれました!
それが「HIFU」という技術です。これはSMAS筋膜に超音波を当てることで、衰えていたSMAS筋膜を活性化させるという技術です。
これによりピンポイントで今まではアプローチできなかった土台の部分、つまりSMAS筋膜を加熱し縮ませます。縮むため即効性が期待できるのですが、そのあと1~6か月にかけて、加熱によって受けたダメージを修復しようとコラーゲンの生成が増える為、効果が長持ちするというメリットもあるのです。切ったり、注射を打ったりすることなくたるみが改善できると話題になっている方法です。費用も手術する治療に比べて安価です。また部位ごとに選ぶこともできるので、たるみが気になる部分にだけ当てることもできますし、顔全体にあてることもできます。即効性があり、ダウンタイムもほとんどなく、効果も長く持続してくれる施術です!
エステサロンなどで「HIFU」できますよ!という広告を出しているところもあるようですが、エステサロンは医療機関ではない為、出力や機能が低い設定になった機械を使わざるを得ません。従ってクリニックほどの効果は出せないようなのですが、値段がそんなに変わらないことを考えると、クリニックで受ける方がお得といえます。またクリニックであれば医師の方がいらっしゃるので、もし何かあってもすぐに相談できるのも安心です。
土台からたるみを解消して、あなたも美魔女になりましょう!