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効果を体感できるリフトアップは、美容クリニックの「HIFU」治療がおすすめ。

公開 2023年6月6日
更新

顔がたるむ原因とリフトアップさせるための最適な方法を、セルフケア・美容グッズから、エステ、美容クリニックでの本格ケアまでご紹介します。

よくあるご質問

顔のたるみに一番効くのは?

最新たるみ改善治療「ボルニューマ」がおすすめです。
痛みが少ない高周波治療で、顔のシワ・たるみ・二重アゴの改善に期待ができます。
表皮層へダメージを与えることなく真皮層・脂肪層へ効率的に加熱することで、皮下組織や繊維組織が引き締まり、肌のたるみ改善などの効果をもたらします。

リフトアップで一番効果的なのは?

リフトアップ治療で一番効果が良いのは、糸によるリフトアップです。

顔に糸を入れることが抵抗がある方は、最新たるみ改善治療「ボルニューマ」がおすすめです。
痛みが少ない高周波治療で、顔のシワ・たるみ・二重アゴの改善に期待ができます。
表皮層へダメージを与えることなく真皮層・脂肪層へ効率的に加熱することで、皮下組織や繊維組織が引き締まり、肌のたるみ改善などの効果をもたらします。

リフトアップの効果は何年持つ?

治療によっても異なります。
糸リフトの場合は、およそ1〜3年とされています。

当院おすすめの最新たるみ改善治療「ボルニューマ」では、施術後1か月あたりから効果があらわれはじめ、効果のピークは3~6カ月。
その後半年~1年程度効果が持続するとされています。

フェイスリフトの効果は何年くらい続きますか?

治療によっても異なります。
切開でのリフトの場合は5~10年ほど、糸リフトの場合は、およそ1〜3年とされています。

当院おすすめの最新たるみ改善治療「ボルニューマ」では、施術後1か月あたりから効果があらわれはじめ、効果のピークは3~6カ月。
その後半年~1年程度効果が持続するとされています。

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MBC・麻布十番 院長
山崎 禮子
監修者

聖マリアンナ医科大学医学部付属病院皮膚科、聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院皮膚科にて勤務したのち、医療法人社団奏愛会 おおふな皮膚科など皮膚科クリニックにて研鑽を重ね当クリニックにて勤務。

永井 さつき
エステサロンオーナー
永井 さつき
ライター

セラピスト歴19年。エステサロン運営会社に所属時は、施術・スタッフ指導・商品開発・店舗統括を行う。累計20万人以上の女性の体の悩みに寄り添ってきた。現在は銀座に自身のサロンをオープンし、女優や芸能人も通う人気店となる。背骨のエクササイズと筋膜リリースを組合せた独自の施術で、バストアップをはじめ、体幹バランスや自律神経を整えるボディメンテナンスが人気。オリジナルコスメRAAMA展開。サロン経営の傍ら、教育機関や地方自治体での講演、執筆、監修、化粧品の商品開発など、活動は多岐に渡る。

顔がたるむ原因は?

顔のたるみは、以下のような原因があり、人によっては複数の原因が重なっている方もいます。

顔がたるむ原因

加齢による皮膚の老化、筋力低下

年齢とともに細胞の老化が進み新陳代謝(ターンオーバー)が乱れ、皮膚のハリ・弾力が失われ、表皮の力が弱まりたるみやすくなります。細胞のピークは14歳と言われています。理想的なターンオーバーは28日前後ですが、大人になるとこのターンオーバーは(28+年齢)日と言われています。
例えば、40歳の人なら、28+40の68日で肌が生まれ変わるわけです。これでは若いときのハリが保てず、たるみが出てくるのも納得ですよね。

また、年齢を重ねるとともに、筋力が弱まっていきます。また、加齢とともに筋肉の質も衰えています。筋肉が衰え緩むようになると、重力に負けて垂れ下がります。これが骨格ともあいまって、目元や口元、頬などは特にたるみが目立って見えます。

表面の皮膚のたるみと、土台となる筋肉のたるみ。加齢ではダブルのたるみが引き起こされます。

紫外線による肌ダメージ、光老化

紫外線、光老化が美肌の大敵なのは周知の事実ですね。紫外線はシミや乾燥だけでなく、たるみも引き起こします。

紫外線の光エネルギーにより、メラニン色素が活性化されシミができやすくなります。そしてこの熱エネルギーは肌の潤いを蒸発させ、乾燥も引き起こします。表皮の乾燥により肌はダメージを受けやすい状態になり、栄養不足やターンオーバーの乱れにもつながり、たるみやすくなります。

また、熱エネルギーの影響でコラーゲンを生成する膠原繊維や、それら繊維を束ねるエラスチンにダメージを与えてしまいます。コラーゲンやエラスチンはまさに皮膚のハリや弾力をつかさどるものなので、たるみに繋がります。

サーファーやアウトドア好きの渋いおじさんは、深いしわとたるみのほうれい線やゴルゴライン、マリオネットラインが特徴ですね。太陽の光はたるみを招く大きな原因のひとつなのです。

スキンケア不足による皮膚トラブル

上記から、乾燥が皮膚のたるみを引き起こす原因であることがわかりましたね。乾燥はスキンケア不足でも起きてしまいます。
健康であれば本来美しくハリに満ちている肌も、年齢とともにそのままでは保てなくなります。また、オフィスや住環境はエアコンや換気で乾燥しやすい、肌にとっては劣悪な環境です。そのため、スキンケアが必要なのです。

眠いから、疲れてるから、めんどくさいから、時間がないから、どの化粧品が合うかわからないから、今日くらいいいや。スキンケアをさぼったり、メイクを落とさず寝てしまったり、多忙な日々でメイク時間が長いなど、これらが肌の乾燥や弾力の低下を引き起こしてしまいます。

また、スキンケアのときに、手で顔を下げるように化粧品を付けている場合もたるみやすくなります。毎日2回もするスキンケアの習慣はリフトアップに重要なポイントです。

慢性的な姿勢の悪さによる筋肉や脂肪の位置のずれ

現代人は運動量も少なく、デスクワークや仕事の時間が長いことで同じ姿勢が続き、猫背や巻き肩、スマホ首がデフォルト姿勢になっている方が多いです。
悪い姿勢が続くと、筋肉が本来の目的で使われずバランスが崩れることで、その上にまとう脂肪の位置もずれて、たるみが起きてしまいます。

慢性的な姿勢の悪さは、目の下・ほうれい線・口元・フェイスライン・首・頭皮など顔まわりのたるみだけでなく、背中のたるみや胸のたるみも引き起こしてしまいます。
リフトアップのためには、姿勢も意識してみることが必要です。

肩こりによる血行不良、老廃物の蓄積

肩こりがたるみになるなんて意外だと思われるでしょうが、たるみをリフトアップするために大事なポイントです。

肩こりがあると冷えや悪い姿勢から血行が悪くなり、血管に沿って流れているリンパ腺の流れが悪くなり、老廃物が蓄積しやすくなります。この老廃物のつまりが、顔のむくみを促してたるみやすくなっているのです。
肩が凝っていたり、疲労がたまっていると、顔が大きくなるように感じるときがありませんか?まさに、肩こりによるむくみが、たるみまで引き起こしているのです。

エステのハンドのフェイシャルマッサージを受けると、フェイスラインや目元・口元・ほうれい線のたるみがすっきりリフトアップしますよね。フェイシャルマッサージは必ず肩やデコルテ、首のマッサージが入ります。これは、顔の老廃物を流すために、肩や首、デコルテを通りマッサージすることで、細かいリンパ管を通して老廃物を耳下腺や腋下などの大きなリンパ節に流しているのです。逆に言うと、肩や首の凝りが顔のたるみを引き起こします。

肩こりはたるみの一因になっているといえます。

マスクによる表情筋の衰え

コロナ禍においていつでもマスクをするようになってから顔のたるみが進んだと感じている方も多いようです。筆者もエステサロンでお客様の相談を受けていると、マスク生活で顔の下半分が大きくなったのが気になる、マスクを外したときにフェイスラインがたるんでいてびっくりした、などの話をよく聞くようになりました。

マスクをしていることで、以前のように表情を意識することが減りました。そもそも自粛やリモートワークで人と会う機会が減り、しゃべったり表情を読んだりという対面でのコミュニケーションが減って、顔の表情筋が使われる機会が著しく少なくなりました。

筋肉は使わないと衰えてしまいます。アナウンサーや芸能人がいつまでも若々しいのは表情を意識したり、滑舌よくしゃべるようにしているからだともいわれます。
しゃべらない、笑わない、人と会わないマスク生活は顔がたるみやすい環境ですね。

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MBC・麻布十番 院長
山崎 禮子

たるみの原因には、紫外線、皮下組織の減少、年齢や骨格の変化など様々な要因があります。MBC・麻布十番では、その人のたるみの状態に応じて治療戦略を立てていきます。

たるみでシワができる?顔と首にできやすいシワ

前述のように、表皮と筋肉の衰えにより、たるみとシワは同時にできることが多いです。たるむことで表皮に寄ったしわは、乾燥や糖化でごわついた肌には、しっかり刻まれてしまいます。
あなたのシワはどんな部分に出やすいでしょうか?鏡でご自身の顔を見ながら確認してみてください。

  • ●頭皮のたるみ → おでこ、目尻、眼の下、ゴルゴライン、フェイスライン
  • ●頬のたるみ → ほうれい線、フェイスライン、口元、マリオネットライン
  • ●姿勢によるたるみ → フェイスライン、口元(口角)、首
    • シワのできやすい場所
      ゴルゴラインとは目の下の大きめのたるみの筋、ゴルゴ13の主人公の顔を思い浮かべてください。
      また、マリオネットラインとは、口元から顎に直下するラインのことです。腹話術の人形の口のように見えることからこのように呼ばれています。

      ほうれい線は、鼻のわきの、いわゆる笑いジワです。

      これらのシワが頭皮のたるみからくるの?と意外に思われた方もいるかもしれません。ポニーテールをするとリフトアップしたように顔が引きあがることからも、頭皮と顔のたるみは関係しています。

      シワがあると表情も暗く見えたり、疲れて見えてしまいます。

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MBC・麻布十番 院長
山崎 禮子

たるみの原因で、皮ふにシワが刻まれることがあります。
特に顔と首が気になりやすい箇所です。

たるみをセルフで解決!自宅でできるリフトアップ方法

美は一日にしてならず!仕事中や自宅でできるたるみのリフトアップ方法をご紹介します。手軽にできるものばかりなので、ぜひ習慣にしてみてください。

こめかみ~頭皮マッサージ

こめかみ~頭皮マッサージ

頭皮からたるみをリフトアップしましょう。
こめかみに母指丘(ぼしきゅう:親指の付け根のふくらみ)を合わせて、残りの四指は頭皮をつかみ、交互にマッサージします。
どちらかを支点にして重心を置き、交互にマッサージするとやりやすいです。

舌エクササイズ

舌エクササイズ1

ほうれい線・頬の下側のたるみを解消しましょう。マスクをしながらできるエクササイズです。
左鼻の脇からほうれい線をなぞって顎を通り、右のほうれい線を下から上がって右鼻の脇に戻る。

舌エクササイズ2

頬の内側の肉を吸い込むように口をすぼめて、リリースする。

これらを繰り返し、ゆっくりやってみてください。速くやると舌の運動になってしまいます、口の中と舌が疲れるくらいゆっくりやるのがおすすめです。

頬骨

頬のたるみ、ほうれい線のリフトアップ

頬のたるみ、ほうれい線をリフトアップしましてょう。
頬骨を下から上に、ぐーっと押し上げます。一旦顔の奥に指を押し当ててから、上方向に力をかけるのがポイントです。

頬骨は薄くもろい骨ですので、強く押圧しすぎないように気を付けてください。女性の力で痛気持ちいい程度に指圧してください。

フェイスライン

フェイスラインのリフトアップ

フェイスラインのたるみをリフトアップしましょう。
顎から耳にかけて、親指と人差し指でフェイスラインの骨を挟むように、ぎゅっぎゅっとつかみながら骨に沿って上がっていきます。

エラ(咬筋)、耳下腺~鎖骨マッサージ

エラ(咬筋)、耳下腺~鎖骨マッサージ

フェイスラインのたるみをリフトアップするために、首・鎖骨のリンパ腺を流していきましょう。
エラ(咬筋)の部分を母指丘でほぐしてあげます。咬筋は噛みしめ癖のある頑張り屋さんは固くなりやすいので、特にしっかりほぐしてあげてください。
その後、耳の下~後ろをほぐして耳下腺リンパの流れを良くします。
そのまま首をぐりぐりマッサージしながら鎖骨に流していきます。

肩こりにも効果的なのでデスクワークの合間にもおすすめです。寝る前にやればぐっすり眠れます。

デコルテ

デコルテのマッサージ

フェイスラインのたるみをリフトアップするために、デコルテをストレッチしましょう。
肩を下げて、肩甲骨を寄せるように肘を後ろに引きます。肘を引いたままストレッチを感じながら、左右に顔を向けて、デコルテを伸ばします。

僧帽筋(首の後ろから肩・背筋にかけての筋肉)が伸びているのも実感できるはずです。
デコルテにはリンパ腺がたくさん通っています。老廃物の流れを良くしてフェイスラインのたるみをスッキリ小顔になりましょう。

スキンケア

スキンケアで化粧品をつけるときには、必ず顔が上がるような方向になじませましょう。毎日2回のスキンケアタイムを上手に使うことで、リフトアップのための時間になります。
逆に、上から下に下げるようにつけていると、だんだんと下がってたるんだ顔が作られてしまいます。

スキンケア時のマッサージ

NG写真のようにただ真上に引き上げると、目尻にしわが寄りやすくなってしまいおすすめできません。
筋肉の流れに沿って効率良くリフトアップするためには、OK写真のように後ろに引く方向に化粧品をつけるのがおすすめです。仰向けに寝たときに顔の流れる方向が、自然なリフトアップの方向です。

隙間時間で賢くリフトアップしましょう。取り入れやすいものから試して、日々の習慣を増やしてたるみを撃退しましょう。

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MBC・麻布十番 院長
山崎 禮子

たるみの予防で、日ごろから、たるみの自宅ケアを、意識してやっていくこと、できることをコツコツ続けてやってみるのも良さそうです。

リフトアップグッズをご紹介

手軽に自宅でたるみをリフトアップするために、アイテムを取り入れてみるのもおすすめです。スキンケアのついでに一歩進んだトリートメントで、時短で効果が得られます。
エステや家電量販店や通販、バラエティショップなどで、たくさんの種類の美容アイテムが販売されています。
使いやすくて効果の実感しやすいものをご紹介します。

①美顔ローラー、かっさ

美顔ローラーや東洋医学で使われるかっさは、コンセントにつなぐ必要なく使えます。専用溶剤もいらず、お風呂で使用できたり、価格も手頃なのでお持ちの方も多いかもしれません。
代表的な商品のRefaは何種類もバージョンアップしていて、愛用者が多いことがうかがえます。かっさは100円ショップでも販売しているので、筆者も部屋用・お風呂用・職場用などそれぞれに置いて手が空いたときに使っています。

②美顔器

美顔器は長く使えるエイジングケアグッズとして依然人気があります。コロナ禍のステイホームで新商品もたくさん発売されました。
様々な機能の美顔器がある中で、たるみのリフトアップや小顔のためのトリートメントの種類としては、ラジオ波(RF)、超音波(ソニック)、イオン導入・エレクトロポレーションがおすすめです。

ラジオ波(RF)

ラジオ波(RF)は電磁波の熱効果でコラーゲンの生成促進をしたり、シミの改善にも効果があります。電磁波の代表「電子レンジ」のように、中心から温めるのが特徴で、温熱による血行促進で小顔効果もあります。
ラジオ波(RF)に記載されるMHz(メガヘルツ)、モノポーラ、バイポーラなどの用語はレベルや出力方法のことです。顔用なら1MHzバイポーラが一般的かつ充分でしょう。
余談ですが、ボディのエステ施術で有名なインディバ、ハイパーナイフ、サーモシェイプなどもラジオ波の原理を使用しているマシンです。
専用の溶剤も使わず、お手持ちの化粧品で使えるのも魅力のひとつです。

超音波(ソニック)

超音波(ソニック)は美顔器ではロングランのトリートメントで、古い印象をお持ちの方もいるかもしれませんが、安全性が高くおすすめです。温熱効果での細胞レベルのマッサージをしてくれるのが超音波です。即効性のあるリフトアップが実感でき、血行促進効果で肩こり解消にも使用できます。毛穴洗浄効果やくすみ改善も期待できます。業務用レベルなら脂肪分解効果も期待できます。顔のたるみのリフトアップのためなら毎秒100万回(1MHz)〜200万回の振動数の機械がおすすめです。専用のジェルが消耗品として必要になります。

イオン導入・エレクトロポレーション

美容成分を皮膚に浸透させるイオン導入・エレクトロポレーションは、美白・リフトアップ・ハリ弾力向上にも役立ちます。イオン導入がさらに進化して高分子の有効成分浸透も可能になったのがポレーションです。専用の導入液やパッド(消耗品)が必要な場合もあります。後述しますが、エステや美容クリニックではさらに出力の高いマシンもあるので、生活習慣や効果をシミュレーションして検討されると良いでしょう。

コロナ禍でますますブームのおこもり美容で、筆者のエステサロンでも美顔器を購入するお客様が増えました。家電量販店や通販など、いろいろな商品が販売されています。価格も何千円で購入できるものから数十万のものまで様々です。
何千円~5万円程の商品はスキンケア+αの効果、5万円以上の商品はサロンケアレベルの効果、20万以上の商品ならエステサロンで業務用としても使用できるレベルのものが多いように感じます。一概には言えませんが、一般的な評価の一つとして参考にしてください。
ご自身の目的と、どこまで改善したいかの目標に合わせて選ばれるとよいですね。

③ストレッチポール

スペックの差が少ないアイテムなので通販でも気軽に購入できます。家族でも使えるので、一家に一本持たれることをおすすめします。
肩こり・腰痛・運動不足もたるみの原因です。ストレッチやエクササイズをご自宅で取り入れるために、アイテムがあると続けやすいですね。
運動は健康な肌や精神をつくるためにもとても重要です。効果の即効性は実感しにくいかもしれませんが、将来の健康と美容のために習慣にされることをおすすめします。
運動後の爽快感も良いリフレッシュになり、活き活きとした表情はたるみ撃退に貢献してくれるでしょう。

④DMAE配合化粧品

リフトアップ効果のあるエモリエント成分DMAEは有効成分酒石酸ジメチルアミノエタノール(酒石酸ジメチルエタノールアミンとも表記されます)といって、自然界では魚類に含有される成分です。
塗ってすぐにたるみが上がるのが実感できる、顔が軽くなった、という評判です。まだ種類は少ないですが、使った人はファンになる方が多いです。代表的な商品は田中みな実さん愛用のMTメタトロンなどがあります。
デコルテに使用するとバストアップを実感できるほどのリフトアップ効果があり、お客様にも自信を持っておすすめしています。筆者はDMAEをエレクトロポレーションで導入するのが大好きです。

従来の化粧品でリフトアップに効果が期待できるものは、コラーゲンやヒアルロン酸、プロテオグリカン、コンドロイチンなど潤い成分で満たすことによってハリを出して表皮のたるみをリフトアップさせるというものが主でした。
海外の美容先進国で人気が出たDMAEは、筋肉の収縮をつかさどるアセチルコリンの前駆体なので、老化でゆるんだ筋肉のたるみを内側からぐっと筋肉ごと持ち上がるようなリフトアップを実感できる成分です。日本での認知度も急上昇で、今後配合化粧品が増えリフトアップの主流になっていくでしょう。

エステサロンでのリフトアップ

エステサロンでのリフトアップは大きく分けて、マシン・マッサージの2種類です。短時間で効果が実感でき持続性のあるマシンと、リラクゼーション効果の高いハンドマッサージと、組み合わせたメニューがあれば一番効果的です。

また、ボディと併用できるのがエステサロンの魅力です。フェイシャルを受けながらボディのマッサージや遠赤外線での血行促進・老廃物の発汗などを組み合わせると、さらにリフトアップ効果や小顔効果が実感できます。
ハンドマッサージのフェイシャルはリラクゼーション感も高く贅沢な時間を味わえることでしょう。

①マシン施術

・マイクロ・ナノカレント
微弱電流の働きで身体に流れる生体電流を整えてくれることにより、細胞のミトコンドリアを活性化し、細胞レベルでの若返りを実現してくれます。表皮のたるみをリフトアップしてくれるので、小じわや毛穴も目立たなくなり、気になるたるみをすっきり若々しい表情にリフトアップしてくれます。

・EMS
表情筋の衰えを鍛え、内側から持ち上がるようなリフトアップを実感できます。
サロン業務用レベルのポレーションにはEMSが同時発信されるタイプのマシンが多いので、美肌やコラーゲン生成も同時にできて一石二鳥です。

また、前述リフトアップグッズの②美顔器でもご紹介したラジオ波(RF)や超音波(ソニック)も、エステサロンの業務用マシンでの出力ならばより効果と持続性が実感できます。
美顔器をお持ちの場合も、エステで施術を受けると驚きの効果が実感できます。たるみのリフトアップや小顔はもちろん、顔が軽くなり、目もぱっちり開くのが実感できます。

②ハンドマッサージ

ハンドのマッサージにより血管やリンパ腺の流れを良くすることで、老廃物の排泄を促し、すっきり引き締まった小顔にしてくれます。肩や首から入るマッサージや強擦でフェイスラインのむくみ・凝りを解消してたるみをリフトアップし、肩こりも解消できます。目尻やほうれい線、口元、おでこなど細かなたるみはタッピング・軽擦という手技でやさしくリフトアップしてくれます。ハンドマッサージの絶妙な圧やリズム感で、毛細血管や細かなリンパ腺へのアプローチはもちろん、自律神経の交感神経・副交感神経のバランスを整えホルモンバランスにも影響を与えます。

マッサージ時や前後にリフトアップ効果のあるパックを使用するので、溶剤からの肌の引き締めやリフトアップ効果も期待できます。ハンドマッサージはパーソナルな施術なのでお肌の弱い敏感な方でも安心して受けていただけるのも魅力です。

しかしマシンの普及に伴い最近は繊細なハンドマッサージができるまで成長するエステティシャンが少ないのが現状で、お客様に直接関わる現場のスタッフの一人として、またエステの将来を望む一人として、残念に思う点であります。今後は相性のいいエステティシャンとの出会いは、なおさら貴重な経験になるでしょう。

すぐに効果を感じたい!?クリニックでのリフトアップ

すぐに効果を感じたい!?クリニックでのリフトアップ

一度の施術での効果の大きさは美容クリニックが一番でしょう。ここ数年で美容クリニックはポピュラーに通いやすくなり、特に、メスを使う美容外科に対して、メスを使わない・切らない美容皮膚科はエステ感覚で気軽に通えるようになりました。以前は費用が高いイメージもありましたが、技術の進歩で施術の効果もさらに上がり、費用対効果という観点ではむしろコスパが良かったりします。

エイジングケア目的では特に支持されリピーターも多いクリニック施術を、今回はエステティシャンの観点で、たるみのリフトアップのためのおすすめを手軽な順にご紹介します。

①美容点滴・注射

美肌や美白、アトピー改善など、それぞれに効果のある成分を点滴や注射で直接体内に入れることで、身体の内側から効果を発揮してくれます。
美白やエイジングケア目的では、プラセンタ注射や白玉点滴はポピュラーですね。他にも高濃度ビタミンCやαリポ酸など抗酸化作用のある成分や、コラーゲンやコンドロイチンなどたるみに効果的な成分などを体内に入れられます。

点滴・注射の成分には今話題のNMNや肝細胞などもあります。
NMNとはニコチンアミドモノヌクレオチドといって、長寿遺伝子ともいわれるサーチュイン遺伝子の活性化をしてくれるもので、エイジングケアや健康寿命を延ばすために注目されている成分です。若々しさや体力の向上に作用するので、肌のきめや潤い、代謝や女性ホルモン上昇にも効果があります。

幹細胞は今非常に注目されており、発毛や火傷の治療にも使われています。サイトカインという言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか?成分名だとEGF、IGF、FGFなどのことで、これらグロースフアクターや細胞成長因子、増殖因子とも呼ばれるタンパク質は、免疫作用・抗腫瘍作用・抗ウィルス作用・細胞増殖作用などの効果があります。肝細胞培養液には、年齢とともに失われていくこのサイトカインがたくさん存在しているので、細胞の若返りをしてくれて、ハリや弾力、美肌効果やしわ・たるみのリフトアップ効果は絶大です。

また、リフトアップグッズ④化粧品でもご紹介した筋収縮を助けるDMAE(酒石酸ジメチルエタノールアミン)と抗酸化成分イデノベン配合のイデバエ注射を取り入れるクリニックも増えてきています。半年程度持続することからも注目され始めています。

疲労回復のためのにんにく注射は老若男女問わずご存知の方も多いですが、美容点滴・注射も疲労回復や内分泌にも作用し、ホルモンバランスを調整してくれる効果があります。
点滴・注射は時間もかからず費用も3,000円台~と手頃なので、他の施術との同日の組み合わせもおすすめです。相乗効果でさらに変化を実感しやすくなるでしょう。

②ハイフ

小顔やリフトアップのためのクリニック施術で今一番の人気メニューがハイフでしょう。ハイフ(HIFU)とは高密度焦点式超音波の略で、加齢により緩んだ筋膜を引き締め、リフトアップや引き締めをしてしわ・たるみを改善し、小顔にしてくれます。

クリニック施術で心配なのは赤みや腫れなどが出る「ダウンタイム」ですが、ハイフは施術後のダウンタイムがほぼないことも人気の理由で、施術後メイクをして帰れます。新しいマシンはリフトアップ効果はもとより、ダウンタイムも少なく改良されているので、比較して選ぶとよいでしょう。

全顔ではなく、目元やほうれい線、顎、フェイスライン、などパーツごとの施術も可能なので、気になる部分から試してみることもできます。

③ダーマペン

ハリやツヤをよみがえらせ、毛穴や凹凸のニキビ跡治療にも定評のあるダーマペンは、ぷりぷりと弾力のある肌になる効果から人気が上がっている施術です。痛みや腫れのダウンタイムがあるとはいえ、理論的に安全な施術で比較的低価格なことからも年齢を問わずリピーターが多いようです。アメリカの厚労省FDAではニキビ治療の医療機器としても認可されています。

肌に微細な無数の穴を開けて、傷ついた肌が回復する過程でコラーゲンが増産され、美しいツヤとハリのある肌になります。ダーマペンで肌に微細な穴を開けたときに目的に合わせた有効成分を導入することで、相乗効果でより美肌に生まれ変わります。たるみうやリフトアップ目的ならグロースファクター(成長因子)やコラーゲン、毛穴対策ならグリシルグリシンなど有効成分を導入します。

施術は麻酔を塗って行い、当日は入浴・洗顔は控えていただく場合があります。当日は赤いがありますが、メイクは翌日からできます。人によっては赤みや皮剥けのダウンタイムがありますが長くても一週間以内には落ち着きます。

④糸リフト(スレッドリフト)

切らないリフトアップ術として人気のある糸リフトは、手術で使用される素材の溶ける糸を顔や首の皮下に挿入し、強度をもたせることでリフトアップします。適切な個所に意図が入ると筋肉の負担が減りエラの改善になったり、肌細胞を刺激しコラーゲンが増え、たるみやしわをリフトアップして、ハリ・ツヤも出ます。

麻酔をして施術をします。ダウンタイムや痛みも少なく、直後からリフトアップが実感でき、また、効果は一年ほど持続します。
ハイフやダーマペンより一回の費用は高価ですが、持続期間が長いことを考慮すると決して高額というわけではありません。

クリニック施術も種類が増え、よりお悩みや生活スタイルに合ったものを選べるようになりました。エステも然り、どの施術が自分に合うのかはクリニックに電話や来店の予約をして相談してみると良いでしょう。
エステやクリニックには、予算より高額なものを購入することになりそうとか営業がきつそうというイメージがあります。最近は、販売についての法律が消費者ファーストに整備され、競合が増えSNSも盛んな「評判が全て」の今日の美容業界で、怪しい対応をする捨て身な会社は少なくなってきています。
施術内容や料金について詳しく教えてもらったり懸念を質問した上で、安心して施術を受けられるサロンやクリニックを選びましょう。

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MBC・麻布十番 院長
山崎 禮子

MBC・麻布十番では、たるみ治療に対する機械がいくつかあります。一緒に、なりたいお顔をイメージして治療戦略を立てていき、施術して良かったなと思っていただけるように、スタッフ一同、丁寧な診察、施術を心掛けてます。ぜひ、一度、ご相談ください。

セルフケアとエステとクリニックはどれがよい?

ここまでで、たるみをリフトアップする方法がたくさんあることがわかりましたね。この中で何を選ぶかがきれいになるための第一歩です。
エステティシャンとしてたくさんの女性の人生に伴走してきた経験から、そして私自身ニキビ肌とクレーターの悩みから美肌とエイジングケアにありとあらゆる挑戦をしてきた経験から、ずっときれいでいるためにはケアを継続することが一番大切だと感じています。

継続するには時間と費用がかかります。費用が高すぎると継続できませんが、費用が少なく済んでも効果が少なく結果を出すのに時間がかかり過ぎるケアは現実的ではありません。続けることにストレスを感じてしまっては、ぎすぎすして美しくありません。
そして美容や老化防止の結果を出すために費用をかけることは、健康寿命と時短という2種類の時間を買うという概念だとも思います。

それらを総合的に考慮すると、たるみ改善の結果を出すためにはクリニックの明確で即効性と持続性のあるリフトアップ施術がコスパが良いと思います。日進月歩の技術進歩を反映してダイレクトに結果を出すことができるのはクリニックでの医療行為です。ガツンと変化をつくりたかったらクリニック施術が必要、と筆者のエステサロンではお客様に併用すると良いクリニック施術の内容のご提案もしています。

クリニックの施術は持続期間も長いので、その合間にエステサロンのフェイシャルで肌をより良い状態に整えたり、よりリフトアップ効果を高めることで、次回のクリニック施術の結果や持続性がより良くなるのです。
また、エステの施術で精神的なリラクゼーションを感じることで、ホルモンバランスや自律神経に良い影響を与え美しくなっていただけます。
クリニック施術とエステ施術は併用しないほうがいい組み合わせもあるので、担当医に確認をされると安全です。

習慣が内面も外見もつくるので、毎日のセルフケアももちろん大切です。無理なタスクは与えずケアすることを楽しんで、美容に意識を向けるきっかけになったら良いと思います。特に運動は健康美の基本なので、ぜひ一つでもモーニングルーティン・ナイトルーティンなどにされることをおすすめします。

まとめ

今日はエイジングケアの研究が進み、たるみのリフトアップ方法もたくさんありますね。誰でもいつでもきれいになれるという可能性を感じて、美容がわくわくした人生の原動力になりますように。みなさんの美しさという自己実現が叶い、しあわせな日々を過ごされることを願っています。