ジュベルック(Juvelook)とは？美肌効果や特徴を徹底解説！

ジュベルックは、韓国で話題の新しい美容医療です。毛穴の開きやニキビ跡、肌のハリや弾力アップなど幅広い効果が期待できます。ポテンツァによる注入のほか、医師の手打ちによりピンポイントで注射する方法もあり、肌悩みやニーズに合わせた施術が可能です。

この記事では、ジュベルックの効果や特徴、施術方法や副作用について解説します。
「ジュベルックで美肌効果が期待できると聞いたけど、どんな治療か分からない」「ジュベルックが自分の肌悩みに合っているか知りたい」という方はぜひ確認してください。

ジュベルック（Juvelook）とは

ジュベルックとは「ポリ乳酸（PDLLA：Poly-DL-lactic acid）」と「非架橋ヒアルロン酸」という成分を含む注入剤です。ポリ乳酸の粒子が真皮層のコラーゲン合成を促進し、肌をボリュームアップする効果が期待されています。
ジュベルックは20代から80代まで、幅広い年齢層の方にも施術が可能です。

ジュベルックは次のようなお悩みに使用されています。

• ●ニキビ跡の凹凸
• ●目の下の小ジワ
• ●眉間・おでこのしわ
• ●首のしわ
• ●肌のハリ・弾力アップ
• ●毛穴の開き
• ●肌質改善

ジュベルックはポテンツァ（マイクロニードルを用いた美容医療）の導入薬剤としても使用されますが、ポテンツァを使用せず医師による手打ちで注入する方法もあります。 当院でもジュベルックのポテンツァによる注入と手打ち注射を承っております。

※ジュベルックは医薬品医療機器等法上、未承認の治療法です。保険適用外のため、自費診療となります。

ジュベルックで期待できる効果

ジュベルックで期待できる効果には、次のようなものがあります。

• ●ニキビ跡やクレーター改善
• ●毛穴の開きの改善
• ●肌のハリと弾力の向上
• ●肌の複合的なお悩みにも

それぞれの効果について、詳しく解説します。

ニキビ跡やクレーター改善

ジュベルックはニキビ跡、クレーターによる肌の凹凸を改善する効果が期待できます。
ジュベルックに含まれるポリ乳酸がコラーゲンを生成して肌のボリュームアップを促し、肌を均一にすることでなめらかな肌に導きます。

毛穴の開きの改善

ジュベルックは肌のボリュームアップだけでなく、肌を引き締める効果も期待できます。ポリ乳酸によるコラーゲン生成に加え、非架橋ヒアルロン酸が肌を保湿することにより毛穴が目立ちにくくなります。

肌のハリと弾力の向上

肌のハリや弾力が気になる場合、肌のコラーゲン不足が原因のことも多いです。ジュベルックは真皮層のコラーゲン生成を促し、肌をボリュームアップさせる効果があると言われています。コラーゲンがハリや弾力を与え、肌の質感を改善します。

肌の複合的なお悩みにも

ジュベルックは上記のように、ニキビ跡・毛穴・肌の弾力のほか、眉間や目の下のしわ改善など複数の効果が期待できます。複合的な肌悩みに対して一つの治療法でアプローチできるのがジュベルックの強みです。肌悩みが複数ある方やどんな治療を選べばいいか分からないという方、肌質改善をしたいという方にもジュベルックはおすすめです。

ジュベルックの特徴

ジュベルックの特徴は次の通りです。

• ●効果が長期持続する
• ●分解後は体内に残らない
• ●局所注射が可能
• ●自然にボリューム感がアップする
• ●副作用が少ない

それぞれの特徴について、詳しく解説します。

効果が長期持続する

ジュベルックの効果は治療を受けてから徐々に現れます。真皮層で時間をかけてコラーゲンが生成され、最後の治療から約2年持続します。持続期間が長いので、効果をキープするためにひんぱんに通う必要がありません。 ジュベルックを受ける場合は1ヶ月に1回の間隔で3回程受けていただき、その後は1年に1回の施術をおすすめしています。

分解後は体内に残らず、安全性が高い

ジュルベックの主成分であるポリ乳酸は、コラーゲン生成後に1年程かけて水と二酸化炭素へ分解されます。薬剤が体内に残らないため、体に対する影響を心配せずに使用できます。米国FDAと韓国KFDAの承認を受けており安全性の高い成分です。

局所注射が可能

ジュベルックにはポテンツァによる注射のほか、手打ちによりニキビ跡や傷跡など局所注射にも対応しています。ピンポイントで気になる部分に注射できるため、一人ひとりのニーズに合わせた治療が可能です。

自然にボリューム感がアップする

ジュベルックは間接的に作用することで、肌の自然なボリュームアップを促す薬剤です。主成分であるポリ乳酸がコラーゲン生成を促すため、しこりやボコつきの心配がなくナチュラルな仕上がりが期待できます。

副作用が少ない

ジュベルックの主成分であるポリ乳酸は自然由来の成分であり、FDA（アメリカ食品医薬品局）より人体への使用が承認されています。球状の構造により周囲の組織へのダメージが最小限になるよう設計されており、分解後も人体に無害な成分に変わります。
ジュベルックを含むポリ乳酸製剤を投与した臨床試験において、報告されている副作用は紅斑（4/42名）、色素沈着（2/42名）のみでした。生体適合性に優れており、副作用が少ないのが特徴の一つです。

ジュベルックの施術方法

ジュベルックの施術方法には、次の3種類があります。

• ●ポテンツァ
• ●手打ち
• ●水光注射

それぞれの施術方法について、特徴やメリットを解説します。

ポテンツァ

ポテンツァとはマイクロニードルを使い、針先からラジオ波を照射する施術です。
ポテンツァの導入薬剤としてジュベルックを使用することで、次のメリットがあります。

• ●ジュベルックの成分を真皮層までより多く確実に浸透させる
• ●施術部位に対して、全体に有効成分を均一に届ける
• ●ポテンツァのニードルにより、ターンオーバーの促進が期待できる

肌全体の悩みにアプローチしたい方には、ポテンツァによる治療がおすすめです。

手打ち

手打ちとは、医師がシリンジにより直接ジュベルックを注射する方法です。
ジュベルックは非常に効果的ですが、ポテンツァを使用すると料金が高く試しにくいというデメリットがありました。手打ちではポテンツァより価格が安く抑えられ、次のメリットもあります。

• ●気になる箇所にピンポイントで使用できる
• ●医師が直接注射するため、細かな要望に対応できる

おでこ・眉間のしわ、目周りの小ジワ、ニキビ跡など局所を改善したい場合は、手打ちによる治療をおすすめしています。

水光注射

水光注射とは、特殊な機械により薬剤を均一に注射する方法です。複数の針が付いた機械を使うことで、圧力・薬剤の量を一定にしてスピーディーに施術できます。

※当院のジュベルック治療ではポテンツァと手打ちを行っております。

ジュベルックの副作用や注意点

ジュベルックの副作用

42名にジュベルックを含むポリ乳酸製剤を投与した海外の臨床試験によると、数名の患者に紅斑と色素沈着が認められました。症状はいずれも2週間以内に消失したと報告されています。

ジュベルックの注意点

ジュベルックは安全性の高い治療ではありますが、注意点もあります。事前にしっかり確認しましょう。

• ●施術を受けてから効果を実感するまでの期間には個人差があります。1ヶ月に1回の頻度で施術をした場合、およそ3回目が目安となります。
• ●ダウンタイムはほとんどありませんが、まれに赤み、腫れ、熱感を感じる場合があります。ほとんどの症状は1週間程度で改善します。
• ●施術後に内出血が起こることがあります。多くの場合、内出血は2週間程度で徐々に改善します。
• ●施術当日は、洗顔フォームの使用はお控えください。メイクは翌日から可能です。
• ●表面麻酔を使用しますが、針による治療のため施術中にちくっとした痛みを感じることがあります。

よくあるQA

ジュベルックについて、よくある質問をまとめました。

Q.ジュベルックを受ける場合、値段はいくらですか？

当院におけるジュベルックの価格は、次の通りです。

Q.ジュベルックは日本でも承認されていますか？

日本の厚生労働省では承認されていませんが、FDA（アメリカ食品医薬品局）とKFDA（韓国食品医薬品安全庁）では承認されています。
なお、ジュベルックによる施術は保険適用外となるため、費用は自費となります。